ウェットとドライの併用方法|混ぜるときの量の計算
公開日: 2026/6/12
「朝はドライ、夜はウェットをあげたい」「水分補給のためにウェットを足したい」—— ウェットとドライの併用は珍しくありませんが、それぞれの量をどう決めるかは意外と知られていません。
基本の考え方: カロリーで引き算する
グラム数ではなくカロリーで考えるのがポイントです。
- まず1日の必要カロリー(DER)を計算する
- ウェットフードで与えるカロリーを決める
- 残りのカロリーをドライフードで補う
ドライの量(g) = (必要カロリー − ウェットのカロリー) × 100 ÷ ドライのkcal/100g
計算例
体重3kg・避妊済みの成猫(必要カロリー約191kcal/日)に、1個30kcalのウェットを2個あげる場合:
- ウェット分: 30 × 2 = 60kcal
- ドライで補う分: 191 − 60 = 131kcal
- 413kcal/100gのドライなら 131 × 100 ÷ 413 ≒ 32g/日
猫ごはん計算機の「ウェットフードを併用する」をONにすれば、この計算を自動で行えます。
よくある失敗
ウェットを「おまけ」として上乗せしてしまう
ドライを規定量あげた上にウェットを足すと、その分が丸ごとカロリーオーバーになります。 肥満は猫の糖尿病や関節疾患のリスクを高めるため、必ず引き算しましょう。
ウェットのカロリーを確認していない
ウェットは商品によって1個20kcal台〜100kcal超まで幅があります。 パッケージの「代謝エネルギー(ME)」表記を確認してください。
ウェット併用のメリット
- 水分補給: ウェットは約75〜80%が水分。飲水量が少ない猫や尿路系が心配な猫に有効です
- 食いつき: 香りが強く、食欲が落ちた時の助けになります
- 総合栄養食かどうかを確認: ウェットには「一般食(おかずタイプ)」も多く、主食にできるのは「総合栄養食」表記のものだけです
注意点
計算結果は目安です。体重の増減を見ながら調整し、持病のある猫は獣医師に相談してください。